冬の魅力の一つとして、家族全員で楽しめる雪だるま作りがあります。ただ、適切な製作方法が分からないと、時には期待とは異なる結果に終わってしまうことも。理想の雪だるまを簡単に作るためには、いくつかのポイントを覚えておくことが大切です。
この記事では、初心者でも簡単に美しい雪だるまを作る方法や、必要な道具、雪だるまの顔のデザインアイデアをご紹介します。さらに、パウダースノーのようなサラサラとした雪の扱い方についても解説します。
簡単な雪だるま作りの基本手順を解説！
雪だるま作りの基本手順を、簡単に説明していきましょう
簡単な雪だるま作りの基礎を紹介！
簡単な雪だるまを作るときの基礎を紹介します！
- 雪を固めて大きな雪球を作る。
- 雪球を転がしてさらに大きくする。
- もう一つ小さい雪球を作る。
- 小さい雪球を大きな雪球の上にのせる。
- 雪だるまに顔をつけて完成。
これらの手順は、雪の量や大きさに応じて変わることはありますが、雪だるま作りの基本的な流れです。
パウダースノーで雪だるまを作るコツ
雪だるまを作る前に考慮すべきは、雪の質。サラサラのパウダースノーはウィンタースポーツには最適ですが、雪だるま作りには不向きです。水分が少ないため、固まりにくいのです。
パウダースノーで雪だるまを作る際は、事前に水を雪に吹きかけて水分を加えると良いでしょう。
また、天気が良く、雪が少し溶け始めるような暖かい日に作業するのがおすすめです。
簡単で美しい雪だるまを作るためのコツ
基本手順と雪の質を理解した上で、簡単で美しく仕上がる雪だるまの作り方のコツをお教えします。
コツ1: ボウルを使用して雪球を成形する
美しい雪だるまを作るためのコツは、最初の雪球を完璧な球形にすることです。ボウルを型として使うと、球形の雪球が簡単に作れます。特に子供たちも楽しみながら作業できます。
ボウルを使った雪球の作り方
- 同じ大きさのボウルを2つ用意する。
- それぞれのボウルに雪をたっぷりと入れる。
- 2つのボウルを合わせて中の雪を球形にする。
- ボウルから雪球を取り出して形を整える。 小さな雪だるまを作る場合は、このボウルで成形した雪球をそのまま使用すると良いでしょう。
コツ2: 雪球を均等に転がす
特に大きな雪だるまを作る際には、雪球を均等に転がすことが重要です。一方向にのみ転がすと不均等な形になりがちなので、いろいろな方向に雪球を転がして美しい球形を目指しましょう。
コツ雪だるま作りの秘訣3：理想的な頭部と胴体の比率
雪だるまを作る際には、その外観のバランスが非常に重要です。理想的なバランスとして、頭部は胴体の約3分の1、胴体は4分の1の大きさが望ましいです。頭部が大きすぎると不安定になる一方で、小さすぎると雪だるまの魅力が減少してしまいます。そのため、頭部と胴体の比率を3対4に保つことが、美しい雪だるまを作るためのキーポイントとなります。
さらに、頭部と胴体の雪球を積み重ねる際には、胴体部分の上面に少し雪を加えて平らにすることで、安定性を高めることができます。
では、雪玉を転がさずに雪だるまを作る方法はどうすればよいでしょうか？ 一般的な方法では雪球を転がして大きくしますが、雪の塊を削って形作る方法も有効です。特に雪が少ない場合には、この方法が適しています。
雪の塊を削って雪だるまを作る手順は以下の通りです。
雪の塊を削って作る手順を紹介！
- 大きな容器に雪を詰めて固めます。
- 容器に雪を入れながら固め、容器が満杯になるまで繰り返します。
- この作業をもう一度繰り返して、二つの雪が詰まった容器を作ります。
- 容器から雪を取り出し、角を削りながら形を整えます。 ※プラスチック製のゴミ箱を使うと、球形にしやすいです。
- 球形に近づいたら、二つの雪球を重ねます。
- 重ねた雪球のバランスを見ながら、さらに球形に整えます。
- 最後に顔のパーツを付けて完成です。
理想的な可愛らしい雪だるまを作りたい場合は、顔のパーツを事前に厚紙などで作っておくと良いでしょう。
雪だるまの顔の作り方とコツを紹介！
雪だるまの完成度を左右する大きな要素は、その顔の表情です。ここでは顔の作り方とコツを紹介します。
雪だるまの顔の簡単な作り方1：目を作る
雪だるまの顔において、目は全体の印象を大きく左右する要素です。目には様々な材料を使用できますが、丸い形を好むならペットボトルのキャップが最適です。
キャップはそのまま使用するか、黒く塗って使うこともでき、同サイズの石を使用すると、より自然な印象の雪だるまになります。
クルミ、ドングリ、ボタン、ビー玉も目として使用できますよ。
様々な表情を演出したい場合は、厚紙や海苔で目を形作って使用するのも良い方法です。
雪だるまの顔の簡単な作り方2：眉毛を加える
雪だるまに眉毛を追加することで、その表情に一層の命を吹き込むことが可能です。
多くの場合、木の枝を眉毛として使用します。たとえば、通常の雪球よりも少し長めの枝を選ぶことで、ユーモラスな表情を作り出し、見る人に喜びを与えることができます。また、葉付きの杉の枝を使うと、ユニークなもじゃもじゃ眉毛を作ることができます。
その他にも、小石を並べて眉毛の形を作ったり、楕円や長い形の木の葉を使ったりするのもシンプルで効果的な方法です。眉毛の形にこだわりたい場合は、海苔や厚紙を使い眉毛を切り抜き、目と一緒に配置すると、より完成度の高い見た目になります。
雪だるまの顔の簡単な作り方3：鼻を付け加える
鼻を作る 雪だるまに鼻が無くても魅力的ですが、鼻を付け加えるとさらに愛らしさが増します。鼻として一般的なのは、ニンジン、小枝、ミカンなどを使って丸い形を作ることです。
長い形の鼻を作りたい場合は、ニンジンの他にサツマイモやキュウリも適しています。また、雪だるまの鼻を雪自体で作るのも一つの方法で、大きくて丸い団子状の鼻は特に愛嬌があって人気です。
雪だるまの顔の簡単な作り方4：口を作る
雪だるまの口を作る際、定番の方法としては、小石を使って様々な表情を作成したり、適切な長さの枝を取り付けたりします。創造性を発揮するなら、丸ごとのバナナを使用して、自然に微笑むような口元を形成することも可能です。
口の形状に拘りがある場合は、海苔や折り紙で好みのデザインを切り抜き、それを貼り付ける方法も魅力的です。
しかし、雪だるまの口部分を直接掘り出す方法もありますが、これは意図せず怖い表情になる可能性もあります。可愛らしい雪だるまを望むなら、安全で確実な材料を使った方法が最善です。
雪だるまの顔の簡単な作り方4：アクセサリーもつけよう！
雪だるまには、帽子やマフラー、ボタンなどのアクセサリーを追加すると、さらに魅力が増します。実際のニット帽子を使用するのも一案ですし、バケツなどの代用品を使うのもユニークです。
また、首にマフラーを巻いたり、枝をアームとして使用して手袋をつけたりするアイデアも、可愛らしさを加えるのに適しています。胴体部分には、ミカンや石、ペットボトルのキャップ、松ぼっくりなどをボタンとして使用するのも良いでしょう。
さまざまなスタイルの雪だるま：可愛い・ユニーク・スタイリッシュなデザイン
これまでに紹介した基本的な雪だるまの作り方に加えて、最後に、可愛らしいスタイル、ユニークなスタイル、スタイリッシュなスタイルの雪だるまデザインのアイデアもご紹介します。
魅力的な雪だるまの作り方の提案
「隣のトトロ」風の雪だるまは、子供から大人まで幅広く人気があります。トトロの形を模した雪だるまは、見た目以上に簡単に作れるので、挑戦する価値があります。
愛らしい雪だるまの提案1～猫の形の雪だるま～
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尖った耳を持つ猫の形をした雪だるまは、その愛らしいデザインで多くの人に愛されています。木の葉で作ったヒゲや赤い実で作った目とボタンが、シンプルでありながらも温もりある仕上がりを生み出しています。
面白い雪だるまの提案2～キティちゃん～
キティちゃんの雪だるまもとっても可愛くて人気です！
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愛らしい雪だるまの提案3～トトロ風～
トトロは老若男女問わず大変人気で雪だるまにも挑戦する方が多いデス！
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「となりのトトロ」をモチーフにした雪だるまは、そのキュートな外見で広く支持されています。一見複雑に見えるトトロの形ですが、作り方は意外にも簡単で、誰でも楽しく作ることができます。
おしゃれな雪だるまの作り～かまくら型～
トトロだったり、トーマス(？)だったり、鎌倉も中に神様がいるのや、ペットと写真を楽しめるゆきだるまのかまくらとか、いろんなのがあります！バリエーション豊か！！#大内宿雪まつり pic.twitter.com/L1W13WIpeQ
— みぃ (@mochifuwa05) February 9, 2019
かまくら式雪だるまをご紹介します。
雪だるまの胴部分をかまくらのように空洞にして、内部にLEDライトやキャンドルを配置するアイディアも魅力的です。夜になると、ライトアップされた雪だるまが日中とは異なる、スタイリッシュな雪の彫刻へと変わり魅了く適ですよ！
洗練された雪だるまのデザイン案1～国際的スタイル～
三層に積み重ねた雪球を使って作る国際的スタイルの雪だるまは、そのおしゃれな外見で注目を集めます。ニット帽をかぶせたり、木の枝を腕や眉として活用したりするなど、さまざまな創意工夫を凝らして、個性豊かな雪だるまを作り上げることができます。
雪だるま制作に適した道具の紹介
続いて、雪だるま作りに便利な道具を何点かご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
雪ダルマ作りに最適なセット
@qp1128 @kakuogan お顔がかわいい雪だるまちゃんだね!!!口が幸せそう～砂場セットは雪にも大活躍だね!!
— △Nasu▽ (@nasu10_01) January 15, 2013
雪だるま作りは、年齢を問わず楽しめるアクティビティです。親子で一緒に取り組むのも素敵ですね。
ビーチベーシックスはHapeハペ社が提供する砂遊びセットですが、雪遊びにも適しています。バケツ、スコップ、熊手、ザルがセットになっており、雪の集めや成形に大変役立ちます。この可愛らしいセットは、子供たちの屋外遊びに幅広く使えます。
雪だるま作りに必要な防水手袋
雪合戦と雪だるま⛄️で大活躍した防水手袋😊
ちょー快適だった😆 pic.twitter.com/ILlUUD1jGH— HIRO(Chido_Reader) (@lattecappucino) February 20, 2022
雪だるまを作る際には、手を頻繁に使うため、防水手袋があると作業がぐっと楽になります。
こちらは4色展開、5サイズ展開のスキーグラブで、男女兼用です。大人用と子供用のサイズがあり、家族でお揃いにすることも可能です。耐水性、防風性、防雪性に優れたこの高品質グラブは、雪だるま作りにも最適です。
簡単な雪だるま作りのコツ
これまで雪だるまの作り方に関する手順やコツ、顔のパーツやデザインについて詳しく解説しました。
大人も子供も楽しめる雪だるま作りにぜひ挑戦してみてください。可愛いスタイルからユニークなスタイルまで、あなた独自の雪だるまを作成してみてはいかがでしょうか。
以上、「雪だるまの簡単な作り方やコツは？サラサラの場合や道具と顔の例も解説！」の紹介でした。
