日立の衣類乾燥機DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)の違いを徹底比較しました。
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)の主な違いは次の3つでした。
- 低温乾燥コースがあるかないかの違い
- 抗菌仕様かどうかの違い
- 設定できる運転時間の違い
また、DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)を比較した結果、消費電力、機能、乾燥時間に差はありませんでした。
特に大きく違うのは、「低温乾燥コースがあるかないか」と「抗菌仕様かどうか」の2点です。
これらについて、本文で詳しく説明します♪
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DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)の違いは3つ
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)の違いは3つです。
- 低温乾燥コースがあるかないかの違い
- 抗菌仕様かどうかの違い
- 設定できる運転時間の違い
これから、それぞれの違いの詳細を紹介します。
1.低温乾燥コースがあるかないかの違い
画像引用先 日立公式サイト
DE-N50HV(新型)には、低温乾燥コースが搭載されていますが、DE-N50WV(旧型)にはこの機能がありません。
これが両モデル間の最大の違いです。
低温乾燥コースは、靴下や薄手のセーターなど、熱による縮みが心配されるデリケートな衣類用に特化した設定です。
このコースでは、衣類が3kg以下の場合、ヒーターが自動的に弱火に調整され、衣類の温度を約65℃以下で保ちながら乾燥します。
他の機能や性能に大きな違いはないため、この点以外はほとんど同じだと考えていただいて大丈夫です。
画像引用先 日立公式サイト
また、DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)には風乾燥機能があります。
風乾燥機能はヒーターを使わずに衣類を乾燥させるため、エネルギーを節約できるメリットもあります。
DE-N50WV(旧型)では、デリケートな衣類を乾燥させる際、風乾燥が唯一の選択肢となりますが、低温乾燥コースを必要としない方には、DE-N50WV(旧型)でも不自由なく使えそうですね。
2.抗菌仕様かどうかの違い
画像引用先 日立公式サイト
DE-N50HV(新型)は、ドアハンドル、エアハッチ、および電源ボタンの3箇所に抗菌加工が施されています。
これに対して、DE-N50WV(旧型)には抗菌加工が施されていません。
この抗菌加工の有無については、必要と感じるかどうかで選ぶと良いですね。
抗菌性が気になる方はDE-N50HV(新型)を、それが特に問題ないと思われる方はDE-N50WV(旧型)がおすすめです。
3.設定できる運転時間の違い
画像引用先 日立公式サイト
こちらは、DE-N50WV(旧型)の操作パネルです。
運転時間が15分、30分、60分から選べます。
画像引用先 日立公式サイト
こちらは、DE-N50HV(新型)の操作パネルです。
運転時間が15分、60分の2種類と低温乾燥の3種類から選べます。
乾燥時間は、綿や化繊混紡、ポリエステルといった衣類の素材や、乾燥させたい衣類の枚数によって変えます。
例えば、綿100%の衣類を3枚乾燥させたいとき、DE-N50HV(新型)の場合は、ヒーターを「弱」に設定し、「60分」の時間で乾燥させる方法のみを選択できます。
一方、DE-N50WV(旧型)では、ヒーターを「強」にして「30分」で乾燥させるか、「弱」にして「60分」で乾燥させるか、お好みに合わせて選べます。
この「30分」のオプションのおかげで、短時間で効率良く、またはゆっくりと長時間で乾燥させたいときに使い分けられる点が違います。
乾燥の時間やヒーターの強さを細かく調整したい方は、DE-N50WV(旧型)がおすすめです。
特に細かい設定が必要ない方は、DE-N50HV(新型)でも十分乾燥させることができます。
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)どっちがおすすめ?
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)の違いを踏まえて、どちらのモデルがどんな方におすすめか紹介しますね。
DE-N50WV(旧型)がおすすめな人
画像引用先 日立公式サイト
- 風乾燥で十分という人
- 運転時間を細かく設定したい人
- 抗菌仕様でなくても良い人
- 最新型にこだわらない人
DE-N50HV(新型)がおすすめな人
画像引用先 日立公式サイト
- 低温乾燥コースを使いたい人
- 運転時間を細かく設定できなくても良い人
- 抗菌仕様が良い人
- 最新型がいい人
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)の比較一覧表
DE-N50WV(旧型) | DE-N50HV(新型) | |
画像 | ||
低温乾燥 | なし | あり |
抗菌加工 | なし | あり |
外形寸法 | 幅:630mm 奥行:446mm 高さ:670mm | 幅:630mm 奥行:446mm 高さ:670mm |
質量 | 約25kg | 約25kg |
消費電力 | 強:1,180W 弱:710W | 強:1,180W 弱:710W |
待機時消費電力 | なし | なし |
クッション付きドラム | あり | あり |
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)共通の性能と特徴
ここからはDE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)共通の機能と特徴について紹介します。
ヒーターと風乾燥の2種類の乾燥
DE-N50HV(新型)は、衣類に最適な乾燥方法を選択できます。
普段着る衣類はヒーターを使ってしっかり乾燥させ、熱に弱い衣類には風乾燥を利用します。
この2つの乾燥方法から選べるのは非常に便利です。
エアハッチを開けることで、ドラム内の空気を外の新鮮な空気と入れ替えながら、ヒーターを使わずに衣類を乾燥させます。
外からの風を活用して、デリケートな衣類も優しく乾燥させることができます。
画像引用先 日立公式サイト
除菌(75℃)コースと仕上げコース
衣類に付着した菌が気になる場合、「除菌」コースを選択して運転することができます。
このコースではヒーターを強めにして、75℃の高温の風を送ることにより、除菌効果を高めることができ、実際に最大99%の菌を減少させることができるとされています。
また、生乾きの洗濯物や、干しても湿っぽさが残る衣類があるときには、「仕上げ」コースがおすすめです。
エアハッチを開けて風乾燥を行うことで、衣類をさらにカラッと仕上げることができます。
お手入れ簡単ラクラクフィルター搭載
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)のフィルターは、毎日の掃除が必要です。
風を用いて衣類を乾燥させる過程でホコリや糸くずがフィルターに詰まるのですが、両モデルとも掃除は非常に簡単にできる点が特徴です。
フィルターはドラムの奥に位置しており、掃除機のノズルを直接近づけて汚れを吸い取るだけで、フィルターを取り外す必要がないので、日々のメンテナンスが手軽にできます。
画像引用先 日立公式サイト
ただ、月に1回はフィルターを取り外して念入りに掃除することをお勧めします。
フィルターが目詰まりすると、「フィルター目詰まりサイン」のランプが点滅して警告してくれます。
画像引用先 日立公式サイト
フィルターが汚れていると乾燥効率が下がり、余計な時間がかかることもあるので、ランプが点滅した際にはすぐに掃除することが大切ですね♪
衣類のシワを防ぎふんわりした仕上がり
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)には「ふんわりガード」という便利な機能が搭載されています。
この機能は、乾燥が完了した後も衣類が乾燥機内に残っている場合、5分ごとに風を送って衣類を動かすことで、シワがつきにくくします。
乾燥後の衣類は軽くはなりますが、そのまま放置してしまうとシワができやすいです。
しかし、「ふんわりガード」があれば、定期的に衣類を動かすことでシワを防ぎ、乾燥直後のふんわりとした状態を長く保持できます。
乾燥を開始する際にこの機能をあらかじめ設定しておくと、乾燥完了後に自動で「ふんわりガード」が作動し、フタを開けるまで最大2時間、定期的に風を送り続けます。
消費電力の違いはない
DE-N50WV(旧型) | DE-N50HV(新型) | |
強 | 1180W | 1180W |
弱 | 710W | 710W |
待機電力 | 0 | 0 |
参考として、強運転モードで1180Wの電力を消費した場合の電気代を計算してみます。
電気の単価が31円/kWh(税込)で計算すると、1時間あたりの電気代は約36.58円になります。
標準コース(強)での1回の乾燥時間が約2時間なので、電気代は73.16円になります。
これより、1ヶ月間毎日使用した場合の電気代は約2,195円となります。
どちらのモデルも消費電力に違いはありませんね♪
▼DE-N50HVはお手入れも簡単デリケートな衣類もふんわり乾燥♪
▼DE-N50WV(旧型)はお手入れも簡単!乾燥の時間やヒーターの強さを細かく調節できる!
DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)を比較したら違いは3つ!どっちがおすすめ?のまとめ
以上、DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)を比較したら違いは3つ!どっちがおすすめ?について紹介させていただきました。
- 低温乾燥コースがあるかないかの違い
- 抗菌仕様かどうかの違い
- 設定できる運転時間の違い
また、DE-N50WV(旧型)とDE-N50HV(新型)を比較した結果、消費電力、機能、乾燥時間に差はありませんでした。
特に大きく違うのは、「低温乾燥コースがあるかないか」と「抗菌仕様かどうか」の2点です。
この2つの特徴を比べると決めやすいですね。
低温乾燥機能を使いたい人や、抗菌仕様があった方が良い人はDE-N50HV(新型)がおすすめです。
また、低温乾燥機能や抗菌仕様にそれほどこだわりがなければ、DE-N50WV(旧型)でも十分に使うことができるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。