子どもは大人の顔さえ見れば「抱っこ」をせがむ時があって子供のことは好きだけど、疲れているときは「ちょっと待って!」と言いたくなることもありますよね。
赤ちゃんならまだしも4歳や5歳の子が「抱っこ」と言って甘えてきたら「いつまで抱っこしなけりゃいけないんだろうか」と思ってしまいます。
それに「抱っこ、抱っこって、こんなに甘えていて自立できるの?」と子育て中のママは不安になるでしょう。
実は大人にたくさん甘えた方が自立が早いんですよ!
今回は保育士歴23年、3人の子育て経験のある私が「抱っこはいつまでするの?甘えてばかりで自立できないって本当?」と題してお伝えいたします。
抱っこはいつまでしていいの?
結論から言いますと、子供が「抱っこして!」と言ってくる時は、いつまでも抱っこしていいんです。
極端に言えば社会人になっても子供が「抱っこして」と言ったら、抱っこしてあげましょう。
きっと、抱っこしきれず共倒れで大笑いになると思うのですが、それでいいんです!
社会人になっても親子で、嬉しい時はハグや抱きつくときはあります。
「えっ!そんなに大きくなっても抱っこして大丈夫なの!?」と不思議に思われているかもしれませんが、抱っこをいつまでしても悪いことではありません。
害も出ませんよ!
とは言え、大きくなるにつれて「抱っこ」とは言わなくなりますが(笑)
小学生や中学生のこどもが抱っこを要求するときは、ママが下の子ばかりに手がかかってしまい、上の子の抱っこの要求が満たされずに大きくなってしまった可能性があります。
だからいつまでも「抱っこ」と要求しているんですね。
小学生、中学生も高校生、大学生、社会人になってもママの子です。
学校で嫌なことがあった、なんだか不安、気持ちが落ち着かない…。
そんな時にはやはりママの抱っこを求めて、気持ちを満たしたいものなんです。
それがハグだったり、手を握るだけだったり、頭を撫でてもらうだけだったり・・・
抱っこと違ったスキンシップの要求もあります。
ママに触れることで気持ちが落ち着くんですね。
いくつになってもそういう気持ちがある事はおかしくないのです。
ママはちょっと体力はいりますが、抱っこはお金はかからず、心の充電ができます。
大いに子供が「抱っこ」と言うときは「抱っこ」をしてあげましょう。
ハグや手を握るだけでいい時もありますから、子供の要望を聞いて応じてあげてくださいね。
「抱っこ」はいつもしなくてはいけないの?
「抱っこ」が子供にとっていいとわかりました。
だから「抱っこ」はいつもしなくては、いけないのでしょうか?
答えは「抱っこ」と求めたときだけでよい、子供が「抱っこ」を要求していないときは抱っこしなくていいのです。
例えば赤ちゃんは「抱っこ」してもらっている事で、安心感を得ることができます。
赤ちゃんは「お腹が空いた」「眠い」「おむつが汚れた」などの生理的欲求や「怖い」「寂しい」などの精神的欲求のすべてを泣いて訴えるんですね。
それを「おしっこが出たのね。気持ち悪いから交換しましょうね」「○○ちゃん、いい子ね。大好きよ」と語りかけながら笑顔で抱っこしてあげ、気持ちを受け止めます。
おむつを交換してもらうと赤ちゃんなりに、「自分の事をわかって貰えた、嬉しいな」と要求を満たしてもらえることで気持ちが満足していきます。
この赤ちゃんが要求したことが大人にやってもらえて気持ちが満たされる繰り返しがとても大切なんです。
その繰り返しがママに認められ愛されていると実感し、自分は存在しているだけで価値があるのだという自信に基づいた自己肯定感につながっていきます。
本来赤ちゃんは、ズリ這い、ハイハイ、つかまり立ち、歩く、走ると活発に活動するようになり好奇心旺盛で、ママの元から離れて動き回っていることが多いです。
このような探索活動をしているときに振り返ってママを確認したり、不安になってママをの元へ帰ってきて抱っこを求めてきたりします。
その時にママがにこっと笑って子供を見てあげたり、抱っこを求めたときに抱っこをしてあげると赤ちゃんはとても安心するのです。
そうしてあげることでママが子供の安全基地になっているんですね。
子供の出すシグナルに応答的に応えて上げることでママが危険なときや不安なときは助けてくれるんだと実感します。
この安全基地を繰り返し経験して成長すると、自分の安全が保護されていることで他者への肯定的な信頼感を得ることができ、不安が低く仮に不安に陥ったとしても回復が早く柔軟性もあるような子になります。
だからといって赤ちゃんがハイハイや伝い歩きで探索活動をして、遊びに夢中になっていて求めていないときはあえて抱っこをする必要はありません。
抱っこは大事だからいって、いつもしなくて良いのです。
私も若い時、職場で常に子供を抱っこしていたら、先輩保育士から「抱っこしてって子供が先生の所に来たの?先生がただ可愛いという理由だけで抱っこしていたら、赤ちゃんは遊ぶチャンスを逃しているのよ」
と言われました。
そのとき新人保育士だった私は意味が分かっていませんでした。
今思えば先輩保育士の言ったことは、赤ちゃんの探索活動を邪魔してはいけないという事と理解できます。
新人保育士の頃は「可愛い」と言うだけで、母性本能で「抱っこ」をしていました。
赤ちゃんが『不安がってママを見たときに、抱っこしてもらいたいと思っているとき』に、微笑んで気持ちを受け止めて、はじめて抱っこしてあげると良いのです。
歩けるのに抱っこしていいの?
赤ちゃんはわかるけど1歳後半からは、歩けるのに「抱っこ」していいの?という質問もよく保育士時代に受けていました。
歩けるようになった1歳後半以上の子供が「抱っこ」と言うと、歩けるんだから歩かせないといけないと思ってしまう大人が多いです。
でも極端に言えば、歩けるからこそ抱っこしてあげましょう。
心が満たされていないとき、眠たいとき、疲れたとき、不安なときに子供は抱っこをせがみます。
子供は本来エネルギッシュでよく動き回ります。
良く動き回るときは、子供自身が安心していて気持ちが満たされているときです。
だから保育園は楽しいんだけどママに会いたいなと思っているとき…。
保育園でもう少し「抱っこ」してもらいたかったけど、他のお友達が泣いて僕は「抱っこ」から降ろされちゃった…。
ちょっと気持ちが満たされていないとき…。
そんなときはママがお迎えに来たらすぐに「ママ抱っこ」と言って安心感を求めているんですよ。
そういう時は、まず子供の気持ちを満たしてあげるために「抱っこ」をしてあげましょう。
しばらく抱っこして気持ちが満たされると、勝手にママの「抱っこ」から降りてまた、自分の好きなところへ歩いたり走ったりするはずです。
3歳・4歳・5歳の子供も同じような理由で「抱っこ」と言ったら、「抱っこ」をしてあげましょう。
それでも買い物に行ったとき等は荷物もあるので「抱っこ」は大変ですよね。
ママ一人ではなく、パパやおじいちゃんおばあちゃんの助けがあったら理想的です。
ママばかりの抱っこではなくパパやおじいちゃん、おばあちゃんの抱っこでも良いのです。
子供が「ママ抱っこ、ママがいい」と言うときはママの抱っこがいいですが、ママも疲れていたり子供から少し離れたい時があります。
そんな時は子供に「ごめんね。ママ抱っこしたいけどお手々がいたい、いたいなの。そのかわりパパが抱っこするからね」と理由も言ってあげましょう。
「その代わり、むぎゅーってするね」と言って子供とスキンシップを図り、ニコニコ顔のパパと変わると、はじめはママがいいと言っていても「パパでもいいや」と子供も納得してくれるはずです。
抱っこの要求を「いつも甘えて!歩けるでしょ!」と怒って否定せず、笑顔で接して満たしてあげることがポイントです。
私の長男は中学1年生の時、後ろから私に飛びついていました。
さすがに「抱っこ」とは言ってなかったのですが、そうやってスキンシップをその子なりに求めてきていたんです。
「来たな~!でもお母さんまだ、耐えられるよ。重たくない!」
と言って関わっていました。
そうやって相手をしてあげると、5分もしないくらいで長男は満足してテレビをみたり、宿題をしたりしていました。
だからそれが、ずっと続くわけではないのです。
心が満たされたり、安心するともう飛びつきはしなくなりました。
私から「もういい年だからやめようか」なんて言っていません。
勝手に気持ちが満たされると止めます。
母親の抱っこやスキンシップで満足していくと、今度はスキンシップや抱っこではなく、親子の会話だったり、ご飯のメニューだったり、友達との関係で心が満たされるようになります。
大きくなっても子供の気持ちが満たされていない場合は、親に抱っこやスキンシップを求めて心を充電したいんです。
おなかは食べ物で満たされますが、心は「抱っこ」や「スキンシップ」で満たされるものなんですね。
抱っこのメリットはなに?
赤ちゃんの時の抱っこのメリットは以下の4つ挙げられます。
- 抱っこをすることで母親との信頼関係が良好となり、その後の対人関係の土台になる。
- 赤ちゃんは情緒的安定感を得ることができ、自己肯定感をはぐくむ。
- 赤ちゃんを抱っこしてママは赤ちゃんと通じ合っている、この子がが産まれてくれて本当に幸せという実感が沸く。
- 「抱っこ」で触れ合うことでオキシトシンと言う幸せホルモンが出る。
オキシトシンと言うホルモンが出ると
- 恐怖心や不安が軽減される
- ストレスが少なくなる
- 幸せ気分になる
- 他者を信頼できるようになる。
- 絆を深めたいと思う。
- 学習意欲や記憶力が向上する
子どもと触れ合うだけでこんなにいい効果が6つもあるんですね。
抱っこのメリットはまだあります。
私は保育の現場に20年以上いたのですが、最近は0.1.2歳クラスの責任者として携わることが多かったです。
その時に感じたことは、たくさん抱っこしてもらっている子供は落ち着いているということでした。
抱っこやスキンシップで満たされない子供は、不安が強く自分を守るために過剰に攻撃的になったり、逆に憶病になったりしている傾向にあります。
日々の連絡帳や送迎時の様子で、子供とのかかわりが理解できました。
- 「忙しい、忙しい」と赤ちゃんが求めても目も合わせない。
- おむつ交換の時も「紙おむつだからもったいない」と何時間も交換しない。
- 赤ちゃんの時、探索活動をして振り返ってもそこにママはいなかった。
以上のような理由で、笑顔で抱っこをする機会が少なかった場合は攻撃的な子供になっていたようでした。
そういう子供たちは、お友達は何にもしていないのに頻繁に叩いてしまったり、噛みついてしまっていました。
心が充電できずにいたんですね。
保育の現場では、乳児期の関わりの「抱っこ」やスキンシップの大切さを痛感していました。
わたしたち大人は優しい子ども、思いやりのある子どもに育ってほしいとよく言います。
それは周りの大人が子供のスキンシップの要求にどれだけ応えてきたかによるものといっても過言ではありません。
子供が望んだ時に「抱っこやスキンシップを行うこと」のメリットは人格形成にも大いに関係することなんですね。」
抱っこのデメリットってなに?
抱っこのデメリットは何でしょうか?
以下の4つが挙げられるのではないかと思います。
- 赤ちゃんの時は両手で抱っこし手が離せず両手がふさがってしまう。
- 掌が腱鞘炎になることもある。
- 長時間だと子供が重いので疲れる。
- 手首が痛くなる。
両手がふさがるのは困りますが、抱っこができる環境を作って、子供を抱っこできる時間を確保できたらいいですね。
と言う私も保育現場にいたときは抱っこもしましたが、その子一人を見るわけはいかないので、おんぶもすることが多かったです。
おんぶ紐でおんぶをすると両手が空きますので、おもちゃを片付けたり他の子のお世話をすることが出来ます。
おんぶ紐が苦手ならば抱っこ紐での抱っこもおすすめですよ。
抱っこができないときはどうするの?
抱っこができないときはスキンシップで乗り切りましょう。
子供が重たいとか、ママの体が痛いとかいうときは無理して抱っこやおんぶはしなくても子供とのスキンシップで十分、対処できるときもあります。
スキンシップは座ってムギューとしたり、寝ながら抱き付いても子供は喜びます。
ママも座ったり、寝ながらだったら楽ですよね。
手を握ってあげるのもいいです。
あとは、ベビーマッサージもいいですが、大がかりではなく腕や足を擦ってあげるだけでも良いです。
また、お話をじっくり聞いてあげたり、「大好きだよ」「ママの子に産まれてきてくれてありがとう」と笑顔で言ってあげたら抱っこと同じくらい、いや、それ以上の効果がでるときもあります。
そんなことを言ってもらったら、子供はとってもうれしいですよね。
そうすることでママの愛情を実感でき、親子関係が良好になっていきます。
抱っこができなくても、ママができるスキンシップで子供の心を満たしてあげましょう。
抱っこで甘えてばかりでは自立できない?
「抱っこ」で甘えてばかりだったら自立できないのではないかと不安になりますよね。
実は「抱っこ」してほしい時に「抱っこ」してもらった子供の方が自立するのが早いんです。
児童精神科医の佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」より引用します。
とくに重要なことは「親自身にしかできないこと、つまり、他人では変わってやれないことを、できるだけたくさん聞いてあげることです。乳児期であればおっぱいがほしいときにすぐに飲ませてくれた。幼稚園の昼食のとき、弁当のふたを開けた瞬間に、自分が愛されていることを感じ取れるような、心のこもった弁当をつくってもらった。このような心の満ち足りた依存経験を、十分に与えらえた子どもはそれだけ親の言うことを聞きますし、また必要な時の親離れや自立もスムーズにいくようです。 引用元 佐々木正美「子どもへのまなざし」
だから、ママやパパから「抱っこ」や心が満たされるような経験をしていると、スムーズに自立するのです。
実際保育園の1歳児クラスでもそうでした。
私が「これはしないで」とか「お友達、叩かないよ。痛いでしょ」と、注意すると子供たちは、ちっとも私の言うことは聞かずにまた同じことをすることが多かったんです。
わざと私の顔を見てお友達を叩く子もいました。
「あっ!そうだった」と思いなおし、その子を抱っこしてあげて「お友達、○○くんに何かしたの?嫌だったんだね。だから叩いたのね」とその子の気持ちを理解して代弁してあげます。
するとその子は「先生、僕の気持ちを分かってくれたんだ」と思うんですね。
大人から自分の事を理解してもらってとわかると、「うん」と頷いてお友達の頭をよしよしとするんですよ。
私が「頭よしよしってしてね」なんて言ってません。
1歳児クラスの子が自らするんです。
この違いは凄いですよね。
- 私が「抱っこ」したことで肌感覚で自分を受け止めてもらえたと実感した
- 自分の気持ちを保育士に代弁してもらえた
- 嫌だったねと共感してもらえた
自分の気持ちが満たされることってこういうことなんです。
身近な大人に気持ちが理解してもらえ、心が満たされたから叩いたお友達によしよしと頭をなでてあげることができたのです。
こんな風に子供の気持ちを満たしてあげることを繰り返していると
ある程度の年齢になると自立できる感じがしますよね。
また、佐々木正美先生は
子どもが望んだことに望んだとおりに応えてあげるのは、生後1歳半くらいまでが一番重要だと言われますが、できれば2歳くらいまで、そういう気持ちで育児をするのが大切だと思います。その時期が過ぎればそういう育児でなくてもいいというわけではありませんが、とくにその時期までがとても重要なのです。そういう育児をすることによって、その後のいろいろなしつけが、むりなく、しやすくなることも事実です。人を信じ、自分を信じる力が豊かに育っている子どもはたいへんしつけや教育がしやすいと思います。
引用元 佐々木正美「子どもへのまなざし」
このように言われています。
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まさしく私は保育園で実感していました。
子どもが「抱っこして」「おんぶして」「一緒にあそんで」というと望んだ時に応えてあげるようにしていました。
もちろん、他の子もいますので望み通りにいかないことも多かったです。
でもその時に1歳だから、2歳だから、わからないではなく子供にきちんと望み通りにできない理由を話し、できるようになったらきちんとその望みをかなえてあげました。
「○○ちゃんが来たから、先生ご挨拶にいくから今は抱っこおしまいね。終わったら抱っこするね。」と言って離れます。
その後「ありがとう。待っててくれたね。」と言って抱っこしてあげるとにっこりしてくれます。
このように子どもとの約束は必ず守ります。
それを繰り返していくと、「この先生は僕のところにまた帰ってきてくれて望みをかなえてくれる」と子供から信頼を得ることになります。
だから私の言うことはみんなよく聞いてくれました。
「〇〇もってきてくれる?」と少し怒りんぼの保育士が優しく言っても見向きもしないのに、同じことを私が言うと何人もそこへ行って持ってきてくれました。
「抱っこ」と「優しい言葉かけ」がわたしの秘密兵器でした。
でもいつまでも「抱っこ」ばかりせずに一緒に遊び、「抱っこ」で気持ちを満たして遊びへと誘導していきました。
抱っこやスキンシップなど気持ちを満たされたら1歳、2歳でも違うし、活発に遊んだり自分が大人にされたようにお友達に優しくできるんです。
佐々木正美先生が言われるように私も抱っこで甘えが満たされた方が、スムーズに自立すると保育園の時期にも感じます。
怒ったり、叱ったりするとちっともこどもは言うことを聞いてくれないのも実感しました。
「あー、そんなことしたら悲しいな。」「しないでほしいな~。」
と言うと、純粋な子供たちは「大好きな先生が悲しむといけない、やめよう」となるから不思議です。
長女のときはそういうこともわからずに育児をしていました。
若い時は保育の勉強もあまりしていなかったので、長女のときは下の子の面倒も見なければいけないので、抱っこやスキンシップもあまりしていなかったのです。
すると、小学校高学年から学校に行きたくないと言い出し、中学生になったら不登校になってしまいました。
そこから、私も思春期外来でカウンセリングを受け、育児セラピストや保育心理士など勉強しました。
「母親が変われば子供が変わる」で高校からの不登校脱却、今は会社員で、上司や先輩から可愛がってもらい、仕事も任せられています。
今では自慢の娘です。
長男は私がかかわり方を変えました。
だから、抱っこ、スキンシップを心がけて育てました。
中学生まで抱っこや後ろから私に飛びついていた長男は剣道初段、サッカー大好きの国立大学生です。
友達もたくさんいて、女の子からも人気みたいです。
私が仕事で遅くなったときは夕飯を作ってくれることもありました。
私がいないときの昼ご飯は長男が準備し、痴呆症初期の義母に「僕が茶碗洗うよ。」と言って片付けてくれます。
私の大好きな自慢の長男です。
「抱っこ」を本人が求めた中学生まですると自立ができない、いつまでも親に依存してしまうのではという心配はいりません。
「抱っこ」で心が満たされると安心して自立、巣立っていきます。
もうすぐ、一人暮らしの予定です。
子育てに困ったときは佐々木正美先生の本に助けられました。
沢山の本がありますので、是非、参考にしてくださいね。
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抱っこはいつまでするの?メリットやデメリットを紹介!甘えてばかりで自立できない?のまとめ
抱っこはいつまでするの?
- 抱っこは子供が抱っこしてと言うまでしてよい
- 小学校高学年でも中学生でも「抱っこ」と言ったらしてあげる
- 心が満たされていないと大きくなっても「抱っこ」を求める
- 抱っこをしてあげて気持ちを満たしてあげることが大切
抱っこのメリット
- 抱っこをすることで母親との信頼関係が良好となり、その後の対人関係の土台になる。
- 赤ちゃんは情緒的安定感を得ることができ、自己肯定感をはぐくむ。
- 赤ちゃんを抱っこしてママは赤ちゃんと通じ合っている、この子が産まれてくれて本当に幸せという実感が沸く。
抱っこのデメリット
- 赤ちゃんの時は両手で抱っこし手が離せず両手がふさがってしまう。
- 掌が腱鞘炎になることもある。
- 長時間だと子供が重いので疲れる
- 手首が痛くなる
デメリットはスキンシップで回避できます。
抱っこを上手にして気持ちを満たしてあげ、ママも今は大変ですが近い将来の思春期がラクチンな子育てになるようにしていきましょう!
私の体験ですが、思春期に大変だった時に思ったことは、小さい時の夜泣きや抱っこの嵐が全然楽だったということです。
抱っことスキンシップをたくさんしてあげると、思春期の反抗期はほとんどありませんでした。
子育てがとっても楽になりますよ。
是非、参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。